答えではなく、"問い"で変わる一冊
この一冊は、〈 答えではなく、"問い"で変わる一冊 〉。
「生産性を上げろ」と言われて、
生産性が上がった人を、
僕は、見たことがありません。
では、どうすればいいのか。
結論から言うと、
号令を、やめるんです。
正確に言うと、
「命令」を、「問い」に変える。
たったそれだけで、現場は変わりはじめます。
なぜか。
「もっと頑張れ」「生産性を上げろ」は、
"方向"を、何も示していないんですよね。
だから、受け取った人は、
いちばん手近な「量」で応えるしかない。
もっと速く、もっと多く、もっと長く。
でも、問いは違います。
たとえば、僕がよく渡すのは、
こんな問いです。
「いまのこの1時間は、
誰を、どれだけ楽にできただろう?」
この問いを一つ持っているだけで、
人は、勝手に考えはじめます。
——あ、この作業、
実は誰のためにもなっていなかったかも。
——この資料、
本当はもっと喜ばれる形があるかも。
命令は、人を「従わせる」。
でも、問いは、人を「考えさせる」。
そして人は、
自分で気づいたことしか、本気で変えません。
号令で動かそうとするほど、
人は「やらされ」になって、消耗していく。
でも、いい問いを一つ渡すと、
人は自分の意思で、"向き"を変えていく。
これが、現場を壊さずに、
生産性が上がっていく、いちばん静かな方法です。
——実は、僕自身がそうでした。
家も、貯金も失ったあの頃から、
僕が変えたのは「答え」ではありません。
毎朝、自分に向ける「問い」を、
一つずつ、変えていっただけなんです。
問いが変わると、見る場所が変わる。
見る場所が変わると、行動が変わる。
行動が変わると、結果が変わっていきました。
だから、この本は、
「答え」を並べた本にはしませんでした。
『生産性の高めかた』
読んだその日から仕事の生産性が上がる、世界一シンプルなメソッド
2026年8月3日発売(かんき出版)
51の「答え」ではなく、
51の「問い」を、入れました。
順番に向き合っていくだけで、
自分の頑張りの"向き"が、
少しずつ、整っていくように。
最後に、今日の問いを、
あなたにも、そっと置いていきます。
いまのこの1時間は、誰を、どれだけ楽にできただろう?
よかったら、
この問いで思い浮かんだこと、
コメントで教えてください。
もし、頑張っているのに報われない誰かの顔が浮かんだら、
そっとシェアしてもらえたら嬉しいです。
明日は、
「では、いちばん最初に渡すべき問いは、何か」を書きます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今日の要点|号令と問いの違い
号令
「生産性を上げろ」
思考が止まる。やらされ仕事になる。
問い
「なぜお客様は、競合ではなくうちを選んでくれたのか?」
思考が動き出す。仕事が自分ごとになる。
今日の問い
「いまのこの1時間は、誰を、どれだけ楽にできただろう?」
『生産性の高めかた』
読んだその日から仕事の生産性が上がる、世界一シンプルなメソッド
2026年8月3日(月)発売|かんき出版
ご予約特典 第一弾「最初に取り組む3つの問い」解説動画は、7月10日(金)23:59のご予約分まで。