会社の生産性を左右する一冊
この一冊は、〈 会社の生産性を左右する一冊 〉。
みんな、頑張っているのに。
なぜか、報われない。
そんな現場を、見たことはありませんか。
昨日は、僕個人の失敗の話を書きました。
自己破産するところまで、「生産性」を間違えていた話です。
でも、これは僕だけの話じゃないんです。
同じことが、いま、たくさんの会社で起きています。
「生産性を上げろ」
——この一言を、言ったことがある経営者やリーダーは、
きっと、たくさんいると思います。
僕も、言っていました。
悪気なんて、まったくない。
むしろ、会社とみんなのために、本気でそう言っていた。
でも、ある日、気づいたんです。
その号令が、
現場を、静かに壊していたことに。
なぜか。
「生産性を上げろ」とだけ言われた現場は、
たいてい、こう動きます。
もっと速く。もっと多く。もっと長く。
つまり、"量"を増やす方向に、頑張ってしまう。
昔の僕と、まったく同じです。
号令を出した人は「向き」を変えてほしかった。
でも、号令を受けた人には「もっと頑張れ」としか聞こえない。
ここに、ズレがあるんです。
そして真面目な人ほど、
そのズレた方向に、全力で走ってしまう。
残業が増える。
ミスを取り返すために、また時間が溶ける。
休んでいる人が、悪く見えはじめる。
気づけば、
「頑張っているのに、数字が出ない」現場が
できあがっている。
しかも、いちばん苦しいのは、
誰も、サボっていないことです。
全員が、よかれと思って、頑張っている。
それなのに、消耗していく。
これは、人の問題じゃありません。
"構造"の問題です。
「生産性を上げろ」という号令は、
向きを示さないまま出すと、
現場の善意を、いちばん無駄な方向へ増幅させてしまう。
社長の善意が、現場の疲弊に変わる。
——この構造に、僕は自分が壊れてから、やっと気づきました。
だから、もし今あなたの会社で、
「みんな頑張っているのに、なぜか報われない」なら。
足りないのは、気合いでも、根性でもありません。
たぶん、"向き"です。
号令の前に、向きを揃える。
順番が、逆になっているだけなんです。
だから、今日はひとつだけ、
問いを置いて終わりたいと思います。
あなたの「生産性を上げろ」は、相手にどう聞こえていますか?
『生産性の高めかた』
読んだその日から仕事の生産性が上がる、世界一シンプルなメソッド
2026年8月3日発売(かんき出版)
この本には、その"向き"を揃えるための、
51の「問い」を入れました。
「もっと頑張れ」と言う前に、
経営者やリーダーにこそ、開いてほしい一冊です。
もし、頑張っているのに報われない誰かの顔が浮かんだら、
そっとシェアしてもらえたら嬉しいです。
あなたの現場では、いま、どちらが起きていますか。
よかったら、コメントで教えてください。
明日は、
「では、どうすれば現場が壊れないのか」を書きます。
号令ではなく、"問い"を渡す——その話を。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今日の要点|号令が現場を壊す構造
- 経営から号令が降りる「生産性を上げろ」
- 現場は"向き"を知らされていない何を増やし、何をやめればいいのか
- とりあえず「量」を増やす残業・スピード・件数
- 疲弊して、現場が壊れる成果は上がらないまま
今日の問い
「あなたの「生産性を上げろ」は、相手にどう聞こえていますか?」
『生産性の高めかた』
読んだその日から仕事の生産性が上がる、世界一シンプルなメソッド
2026年8月3日(月)発売|かんき出版
ご予約特典 第一弾「最初に取り組む3つの問い」解説動画は、7月10日(金)23:59のご予約分まで。